前年よりも改善した2013年新卒内定率

厚労省・文科省調査は中小規模大学を反映しているか

「業界研究・職種研究(企業講師あり)」(55%)は、「業界研究・職種研究(企業講師なし)」(52%)よりも高いが、当然だろう。キャリアセンターの職員やキャリアコンサルタントは一般的なことしか話せない。企業講師の話のほうが具体的で面白いはずだ。

「OB・OG名簿の閲覧または紹介」(39%)は4割弱の大学しか実施していない。倫理憲章は学生とOB・OGとの接触まで禁止しているわけではないから、もう少し力を入れたい施策ではないだろうか。

「就活体験報告資料の作成」(37%)は4年生が後輩のために書き残す貴重な記録だが、4割弱の大学しか実施していない。

「OB・OG懇談会」(36%)は近年盛んになっている施策であり、4割弱の大学が実施している。この施策を取り入れる大学がもっと増えてもいい。

倫理憲章の影響だろう。「学内企業セミナー」(14%)と「学内合同企業セミナー」(10%)は少なく、10%台にとどまっている。

「その他」という回答が10%あるが、女子大が多く外見にかかわる施策が目立つ。メイクアップ講座、就活スーツの着こなし、就職活動用写真撮影などだ。

次回は、学内合同企業セミナーと既卒者への対応を見てみたい。

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