就・転職で負けたくなければここまで調べよ 企業研究や面接対策に使える情報収集術5選
②最初の1ページの検索結果で満足してはいけない
考えに考え抜いた検索キーワードで検索し、その結果が表示された。
このとき、その検索結果を何ページ目まで見ているだろうか? 間違っても、最初の1ページだけで満足したりしないでほしい。それが5ページになろうが、50ページになろうが、「時間が許す限り、求めている情報を探し続ける」のが唯一の正解だ。
「50ページも見るの?」という声が聞こえてきそうだが、もちろん、50ページ分の情報を一つひとつページを開いてすべて見ろとは言わない。50ページ目までの500のタイトルだけでもということだ。500のタイトルを見るというと相当ハードな印象を受けるかもしれないが、1ページに1分かかったとしても50ページで50分。社会人なら、お昼の1時間休憩の間に見終わってしまうボリュームだ。
そこで見たタイトルの中から、気になる記事やサイトに飛んで情報を得る。また必要に応じて、OB訪問などでその情報に関連した質問をぶつけ、理解を深めてほしい。
面接で受けている企業について聞かれたとき、最初の1ページ目の結果で得た情報で発言する人と、とことん情報を得たうえで発言する人では、面接官からの印象は大きく違う。流行りのビジネス書の「最小限の努力で最大の結果を得る」といった言葉に踊らされて、自分の努力不足を正当化してはいけない。
POINT:ほかの応募者と差をつけるべく、なるべく「とことん調べる」癖をつけよう。
「貴重な一次情報」を手に入れるには?
③「プレスリリース」には貴重な一次情報が眠っている
マスコミが企業について報道をするとき、独自の取材に基づく場合もあれば、企業が出す「プレスリリース」をもとにして、記事やニュース番組をつくることもある。
とはいえ、その過程では必ず「編集」の手が入る。各マスコミがそれぞれ重要だと思った事実にフォーカスして情報の取捨選択がなされるし、そもそもマスコミが「重要でない」と判断した情報はニュースにはならない。つまり、プレスリリースに着目することで、ほかの人はまだ気づいていない可能性がある、意中の企業の「貴重な一次情報」を手に入れられるかもしれない。
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