就・転職で負けたくなければここまで調べよ 企業研究や面接対策に使える情報収集術5選
⑤日々のモチベーションを上げるSNSの使い方
フェイスブックやツイッターなどのSNSを情報収集に活用するには注意が必要だ。匿名のアカウントの発信する情報は信頼性が低いし、実名の人の投稿だからといって全部鵜呑みにしてはいけない(特に、所属企業名を明かしてSNSを運用している人の場合、なおさらだ)。つまり、SNSを活用した情報収集は、通常の情報収集とは、違ったアプローチが望ましい。
意識の高いライバルをウォッチせよ
そこで、本稿では、SNSを「自分の少し先を行く人」をウォッチするツールとして使うことをおすすめしたい。たとえば、大学のサークルのOBで自分の志望企業に勤務している先輩。あるいは、就活中や転職活動中に知り合った、意識の高いライバルたち。そんな彼らが、
・日々どう行動し
・何に関心があって
・どんな休日を過ごしているか
を各種SNSでウォッチして、自分の就職活動・転職活動に生かしてみよう。平たく言えば、できる人の視点や生活スタイルを、まるごと自分にインストールせよということだ。
そのためには、「フォローしている(友達になっている)人」がどういった人であるかが大切だ。毎日、特定のジャンルについての最新情報をシェアしたり、プロの視点の意見を投稿し続けたりする人だけをフォローしているなら、タイムラインは、有益な情報源になるだろう。そうでなければ、あなたにとって必要な情報が“ノイズ”に埋もれてしまう可能性がある。
就職活動や転職活動を続けていると、先が見えない不安で、モチベーションが下がり気味の時期も出てくる。そんなとき、SNSの投稿に刺激を受けながら、やる気を再点火してほしい。
POINT:SNSを自分のモチベーションアップツールに変化させよう!
イギリスの政治家・小説家であったベンジャミン・ディズレーリは、次のような言葉を残している。
「一般に、人生で最大の成功をおさめる人間は、最高の情報を得ているものだ」(『エンデュミオン』)
就職や転職という、人生の中でも大きな転機において最大の成功をおさめるためには、必要な情報をとことん調べ尽くすことが肝要だ。
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