「心配しすぎる人」ほど問題を解決できない 過度な心配性はあなたを苦しめるだけ
心配性の自分が心配な人のために、報告書が推奨している対処法の一部を紹介しよう。
心配性の人のための対処法
分割して、克服する
心配事の解決策を導き出すために、以下の4つに分割して考える。①問題を把握する、②目標を明らかにする、③解決策を考える、④解決策を実践する。書くものを用意してブレインストーミングをするといい。この方法によって気分の落ち込みや不安が和らぐことを示した研究もある。
マインドフルネスを取り入れる
日々のルーティンとなっている行動をひとつ選び、それを全身で体験する。心配事は脇に置いて、「その瞬間」に集中するのだ。
心配する時間を決める
抱えている問題にじっくり向き合うための時間を1日の中で決める。この「心配する時間」以外に心配事が頭をよぎったら内容を書き留め、いったん忘れる。そうすれば、心配する時間にきちんと考えることができる。
心配を受け止める練習をする
心配していることをしっかりと認識する(「自分ではコントロールできない考え事がある」など)。そして、体の力を抜き、額の筋肉を和らげ、肩を下げ、手の力を緩める。
(執筆:Roni Caryn Rabin記者、翻訳:前田雅子)
(C) 2016 New York Times News Services
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら