浅草の老舗が握る「おむすび」の旨さの秘密 ご飯・ネタ・海苔・握り加減、すべてにこだわり
プロのおにぎりの握り方とは、いったいどんなものなのか? 三代目の三浦氏にその技を見せていただいた。木枠に炊きたてのご飯を優しくはめ込み、中央に穴を開け、そこに具を入れていく。ご飯からはみ出そうなほど豪快に入れられた具。
塩をひとつまみ手に取り、木枠からご飯を取り出し握る工程へ。ふんわりとした食感に仕上げるため握りすぎないようにしていると三浦氏。
ごはんで具を包み込むように数回軽く握るのみなのに、形良く仕上がっていく様子はまさに職人技だ!
家庭でもできる!? プロが教えるおにぎりの握り方
お店でおいしいおにぎりを味わうのもいいが、やはり自宅で作る機会の多いおにぎり。ふんわり食感のおにぎりの作り方をご主人に教えていただいた!
1・お米は固めに炊くのがおすすめ
好みでもあるが、固めに炊いておく方が握りやすいそう。
2・まずご飯を冷ます
炊飯器から出したばかりのご飯は熱くて握りにくいため、握り方が雑になりがち。少し濡らしたまな板の上に、ご飯を適量広げた状態で置いておくと程よく冷めて握りやすくなる。
3・ご飯が三角になるようガイドを付ける
握る工程だけでキレイな三角形に仕上げようとすると、何度も握ることになり固いおにぎりになってしまう。そこで、手に取る前にまな板の上のご飯を大まかに三角形にしてしまうのがポイントだ!
親指と人差し指で三角形を作り、ご飯を軽く三角形にしてから手に取り三度ほど握れば、キレイな三角形なのにふんわりと仕上げることができる!