職場で好かれる人、嫌われる人の「5つの差」

その質問は余計です!

「聞く」とは、相手が勝手にしゃべるのを聞くことではなく、相手から話を引き出すことを指す(写真:Fast&Slow / PIXTA)
職場で好かれる人、嫌われる人はどこに差があるのでしょうか。どちらもいい人なのに、いつの間にか大きな差がついていることもあります。
そのポイントは話の「聞き方」であるかもしれません。『一緒にいて 疲れる人の話し方 楽な人の話し方』(KADOKAWA)の著者で、話し方の講師の代表的存在でもある野口敏氏から、教えてもらいましょう。

「聞く」とは相手の意図をはっきり引き出すこと

どんな人の心の中にも、話したいこと聞いてほしいことが充満しています。一見無口に見えるあの人でさえ、実はしっかり話を聞いてくれる人が現れたら、話すことは多々あり、その内容にはビジネスや人生にとって利益になることばかりかもしれません。

でもそれは、そう簡単に表に出てきませんよね。なぜなら、人は思っていることを何でも無防備に話す勇気を持っていないからです。

また人は、自分が持っている考えの全てを把握できているわけでもありません。漠然とした考えが心の中であちらこちらに散らばっていて、ひとつのアイデアとしてまとまっていないことも多いのです。

それらを自然に引き出して、はっきりとした考えに導くのが聞く力という訳です。

「聞く」とは、相手が勝手にしゃべるのを聞くことではなく、相手から話を引き出すことを指すのです。

1:質問から始めない

話を引き出すというと、質問のことかと思う人も多いはず。しかし質問は、相手の言いたいことを邪魔して、話の道筋をそらしてしまう結果になることもあるのです。

「この間、ちょっといい和食の店に行ったんだけどね」と話し始めた相手に、「ふーん、誰と行ったの?」と質問すると、相手は「会社の仲間と」とか「友達と」と答えなければなりません。さらに「ちょっといいお店って、一人いくらぐらいなの?」などと追い討ちをかけると、話はどんどんあらぬ方角へとずれていくことになります。

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