「何も予定がない」ことを恐れてはいけない

会社経営者とサラリーマンの根本的な違い

予定を入れることが目的化しているかのような行動は、本来やるべき仕事からの逃避、という側面も

「打ち合わせの予定がない」と「仕事がない」という状況は、まったくの別モノだ。予定があるということは、そのことに時間を割いているということ。その間、他のことは何もできないのだ。

何も生産していない時間

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

サラリーマンにありがちなのが「手帳が予定で埋まっている」状態でないと不安、あるいは予定が沢山入っていることが自慢、的な心理状態です。

実はこれ、そこそこの規模の会社のサラリーマンで部下や同僚の存在があるから成り立つのです。

小さな会社を経営するのに同じ気持ちを持ち込んでしまうのはとても危険です。社長であるあなたの時間は、他の誰かでは代替できないというだけでなく、その予定に時間を使っている間は他のことが進まないのですから。

会社には、「忙しいんだから、こんな会議に出ているヒマはないんだけどねぇ」などと言いつつも、なんとなく嬉しそうに社内の会議にいろいろと出席している人が居るものですが、この人はその間は何も生産していないわけです。自分一人の会社でこれをやっていたら、本来お金になるはずの仕事を後回しにしていることになります(前倒しで片付けても良いのですが)。

聞いた話ですが、国内外の出張の予定を入れまくる、なんてことに腐心する人も多いとか。「いや、これはちょっとオレが行かなきゃダメかな」とか「ちょっと向こうの様子を見てくるわ」的な緩い話で、「出張準備」「アポ入れ」「長時間移動」「出張先でのさしてタイトでもないスケジュール」などで時間を使って、やはりその間は何も生産していないわけですね。

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