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今やビッグデータとAI分野の権威となった矢野氏だが、もともとは半導体の研究者だった。1993年にコンピューターの小型化と省電力化を可能にする単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功するなど、数多くの功績を残している。しかし日立が半導体事業から撤退することを受けて、2003年には事実上の社内失業を経験した。ゼロからの再スタートから、どのように復活を遂げたのか。矢野氏は、自身の研究者人生をこう振り返る(以下は談話)。
変化は、あらゆる人に等しく降りかかる
2003年当時、日立の中央研究所には半導体技術者が200人はいました。一部は事業移管先のルネサスエレクトロニクスへ移りましたが、私に選択の自由はありませんでした。
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