軽トップで好調のダイハツ、競合迎撃の戦略

軽トップで好調のダイハツ、競合迎撃の戦略

軽自動車トップ、ダイハツ工業の業績が好調だ。

10月25日に発表した上期(2012年4~9月期)決算は、売上高8627億円(前年同期比21.3%増)、営業利益737億円(同75.4%増)といずれも過去最高を記録。期初に公表していた会社計画(売上高8300億円、営業利益600億円)を超過達成した。

上期は主力の国内軽自動車がエコカー補助金・エコカー減税の追い風も受けて、「ミライース」(=写真=)などの低燃費車が好調に推移、台数ベースで前年上半期比37%増となった。インドネシアとマレーシアで展開している海外部門も、自社ブランド、トヨタ向けOEM(相手先ブランドによる生産)ともに堅調な伸びを記録した。インドネシアに導入されたローンの頭金規制の影響が懸念されていたが、自動車を購入するような中間・富裕層には影響がなかった。

下期(12年10月~13年3月期)は、海外事業は10月にインドネシアで新工場も稼働し、引き続き堅調を維持する。ただ、国内の軽自動車は勢いが鈍る見込みだ。エコカー補助金が終了した反動が出ることに加えて、競合の販売攻勢も強まるからだ。

スズキが9月に主力車種・ワゴンRをモデルチェンジして販売攻勢をかけているほか、11年にホンダが国内は軽自動車を主戦場と位置づけて新型車N-BOXを投入してシェアを急伸させ、この11月には新型車N-Oneを投入しさらにシェアアップを図る構えだ。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 就職四季報プラスワン
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
100億円の寄付を即決<br>ユニクロ柳井会長の危機感

ともにノーベル賞を受賞した京都大学の本庶教授、山中教授に、ユニクロの柳井会長が過去最大規模となる総額100億円を寄付すると発表。研究支援を決めた背景には、サステナビリティ、社会課題の解決などに対する柳井氏の強いメッセージがありました。