戦国武将 敗者の子孫たち 高澤 等著

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戦国武将 敗者の子孫たち 高澤 等著

本能寺の変後、秀吉に滅ぼされた明智光秀には嫡男光慶(みつよし)をはじめ、数人の実子がいた。光秀の後を追って14歳で自刃した光慶に代わって、明智家の血を伝えたのは細川忠興に嫁いだ娘・珠(たま)。細川ガラシャの名で知られる珠の子孫は熊本藩主細川家へとつながり、その系譜は第79代内閣総理大臣細川護熙氏へ連なる。

武田勝頼、真田信繁、石田三成、豊臣秀勝、松平信康、今川氏真ら、歴史上に大きな足跡を残しながら、敗れ去っていった武将の子孫はどこへ行ったのか。異聞・伝説を排し、確実な資料を基に男系だけでなく女系に入った血脈も調べ、天皇家や近世大名家にもつながる意外な事実を発見。戦国時代の敗者・反逆者の末裔を現代に追いかける。

洋泉社歴史新書y 935円

  

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