逆に、最新の情報さえ表示されれば事足りるようなアプリなら、オフにしても大きな問題はない。たとえば、天気予報アプリのように、単純に天気や気温を見るだけなら自動更新の必要はない。アプリを立ち上げたときにデータを読み込めば、最低限の役割は果たしてくれるだろう。
バックグラウンド通信を抑制しただけでは節約できるデータの量は限られているが、アプリを大量に入れている人は、やっておいて損はない。
アプリごとにどの程度、通信量が発生しているのかは、「設定」→「モバイルデータ通信」で確認できる。普段使っていないはずのアプリなのに通信量が発生していた場合は、バックグラウンド更新をしていた疑いがある。本当に必要なければ、それらのバックグラウンド更新はオフにしておくべきだ。
3.App Storeの更新はWi-Fiのみで行うこと
iPhoneが高機能化するに従い、アプリの容量も大きくなっている。以前はモバイルデータ通信でダウンロードできるアプリの容量に制限がかけられていたiPhoneだが、今ではそれも100MBまで緩和されている。
アプリのダウンロードや更新をモバイルデータ通信経由で行うと、無駄なデータ容量を使うことになりかねない。特に、アプリの更新は、iPhoneにインストールしているアプリが多ければ多いほど、データ容量を消費しがちになる。可能であれば、更新はWi-Fi接続時に行うようにしたい。
モバイルデータ通信の使用をしない設定も、用意されている。「設定」→「iTunes & App Store」を開き、「アップデート」のチェックを外す。この設定にしておくと、手動でApp Storeを開いてアップデートボタンを押したときにだけ、更新を行うようになる。
ただし、これだと更新自体を忘れてしまうおそれもあり、少々不便だ。Wi-Fi接続時には自動で更新してもいいだろう。おススメは、アップデートはオンにしたまま、その下にある「モバイルデータ通信」だけをオフにする設定だ。自動アップデート自体をオフにするのは、容量制限のあるWi-Fiルーターにつないで使っているようなときだけで十分だ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら