無視できない流行の発信源「パリピ」の生態

なぜ彼らがこれだけ影響力を持つのか?

知られざる「パリピ」の生態とは?(写真:Ushico / PIXTA)

突然ですが、日本人はいつからこれほどまでにハロウィンをやるようになったのでしょうか?

私の観察調査ですと、東京に住んでいる比較的早い子で2007~8年あたりからコスプレをして繁華街へ繰り出すようになったように思います。そして、マスメディアなどに取り上げられるような、渋谷や六本木に大規模コスプレ集団が集うようになったのが2010年あたりから。

そして、とうとう2015年、日本記念日協会・記念日文化研究所によると、ハロウィンの市場規模(推計)は前年比11%増の約1220億円に。2014年のバレンタインデー市場(約1080億円)を上回り、2011年の560億円からわずか4年で倍増しています。2015年からは日本全国の地方都市でもかなり大規模なハロウィンが開催されるようになってきました。

ハロウィンを広めた「パリピ」

今回レポートしてくれる若者研究所の現場研究員たち。写真左より、佐藤太一(慶應義塾大学4年)、松澤奏(慶應義塾大学4年)、勝山友瑚(早稲田大学4年)

さて、これだけ急激に、それまで日本に根付いていなかったハロウィンを広めた立役者がいます。

彼らは通称「パリピ」。パーリーピーポー(party people)の略で、クラブやフェスなどが大好きなアゲアゲな若者たちのことを指します。ここ数年、まず、彼らが飛びつき、そして、若者全体に拡大・普及していくイベントや商品やサービスが非常に多く見られるようになっています。

彼らの影響でエナジードリンク市場やオシャレなヘッドホン市場が拡大しています。いわゆる「ファンラン」と呼ばれるエレクトリックランやカラーランなどもそうですし、ラブホ女子会もリムジン女子会も「パリピ」たちが牽引して広がっています。

ハロウィンやエナジードリンクなどは若者だけではなく、他年代にまで広がってきています。

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