若者の間で「焼肉女子」が増える意外な理由

消費しないはずの若者がお金を落とす

今、この写真の赤は画面のなかで色栄えしているだろうか(写真:sasaki106 / PIXTA)

こんにちは。原田曜平です。

若者が消費しないと言われるようになってからもう久しく経ちます。ところが、SNSのインスタグラムを開いてみるとお気づきになると思いますが、消費しないはずの若者たちが、たくさんの「肉」の写真を掲載するようになっています。しかも、結構高い値段の焼き肉屋さんの肉の写真が載っていることもしばしばです。

消費しない若者たちがなぜ、値段の高い肉の写真をSNSにアップするようになっているのか?今回はこの疑問を、若者研究所の現場研究員たちが解説してくれます。

じわじわ増える「焼肉女子」の実態とは?

今回レポートする若者研究員たちは5人。上段左から、塩田修大(慶應義塾大学4年)、矢田夏也(早稲田大学1年)、小林季生(早稲田大学2年)、下段左より、根岸香織(立教大学3年)、勝山友瑚(早稲田大学3年)

「焼肉女子」という言葉を聞いたことがあるだろうか。焼肉女子というのは、「月に何度も高級な焼肉店に通い、そこで撮影した写真(生肉)をインスタグラムなどに投稿する女子」のことだ。

「車離れ、旅行離れ、お酒離れ」と、とにかく消費しないといわれる近頃の若者ですが、なぜか若者女性は肉に対しては、かなりの消費を行うようだ。今回はその実態について迫ってみる。

焼肉店での写真

都内の私立女子大学に通う、大学4年生のAさん。先日は、卒業旅行としてサークルの友人たちとハワイに行ったそうだ。そんな彼女は焼肉女子のひとりである。

インスタグラムを見てみると、生肉が掲載されていた。ちなみに、この記事を執筆するにあたり、取材した当日も、友人たちと焼肉に行く予定があったそうだ。

次ページ彼女の焼肉事情とは
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