こんにちは。原田曜平です。
今回は、博報堂ブランドデザイン・若者研究所の現場研究員が、若者の間で「SNS上で流行っている写真」についてレポートしてくれます。
これまでは、リムジンパーティー、ラブホ女子会などの派手な写真や、サークルメンバーなどの集団で一斉にジャンプしている写真など、いわゆる「リア充写真」が若者のSNS上に掲載されることが多かったわけですが、最近はその様相に変化が起きているようです。
若者たちは、これまでの派手なリア充写真から、自然の花の写真を撮りたいと思うようになっているようなのです。
なぜ、若者たちは自然へ回帰するようになっているのでしょうか?
花畑に押し掛ける若者たち
ここ1年ほど、若者世代のSNSには花畑を訪れた写真をアップする人が増えている。本レポートでは、この現象についての具体的な事例を紹介したうえで、なぜそれが起きているのか理由を検証してみたい。
①芝桜
(1) 立教大学3年Aさん
5月に埼玉県にある羊山公園の芝桜畑を訪れた彼女。大学の最寄り駅・池袋駅のポスターを見かけて、友だちを誘って行ったという。
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