この広告が、なぜ炎上したのかわかりますか

世界に広がる「炎上」と言論の不自由

Gapがこの広告の出稿を中止した理由とは?

まず、この写真を見ていただきたい。これは米国のアパレルGapが子供服の宣伝のために作った広告だ。何か違和感を覚える人はいるだろうか。今月初旬、Gapは「不適切という抗議があった」として、この広告の出稿を中止した。

日本人の目にはポーズをとる普通の子供たちにしか映らないが、いったい何が問題だったのか。

ネット上で論戦

この連載の一覧はこちら

答えは黒人の子供の立ち位置である。白人の子供の腕の下にいるこの子だけが表情が暗く、いかにも白人の子に押さえつけられているように見える、という指摘がソーシャルメディア上で話題になったのだ。Gapは抗弁せず、「不愉快な思いをさせたのは申し訳ない」と差し止めを決定。これに対し、「たまたま、そういう位置だっただけで、差別的な意図はないはず」「大げさに考えすぎ」と多くの反対意見が寄せられ、ネット上で論戦が繰り広げられた。

次ページ「怒りのサイバーテロ」が蔓延
関連記事
トピックボードAD
  • インフレが日本を救う
  • 最新の週刊東洋経済
  • iPhoneの裏技
  • グローバルアイ
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「脱ファッション」が進む<br>渋谷の街の最前線

渋カジ、コギャルなど若者ファッションの聖地だった渋谷。ここが100年に1度の大規模再開発で、オフィスや飲食店が増えアパレル店舗が減少しているのだ。来年エンタメビルとして生まれ変わるSHIBUYA109など、変わりゆく街の今を追う。