なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 井沢元彦著

なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 井沢元彦著

日本が無謀な戦争に突入したのも、原発事故を起こしたのも、すべての元凶は「言霊信仰」にあるという。「言霊」とは、言葉に宿る霊威のことで、古来、その力が働いて言葉どおりの事象がもたらされると信じられてきた。つまり、よい言葉を発すればよい事が起こり、悪い言葉を発すれば悪い事が起こる。声に出した言葉が現実となるのだ。

言霊信仰に従えば、戦争に負けると言えば負け、原発事故が起こると言えば起こるため、誰もネガティブな想定をしなくなってしまう。21世紀の現代でも、日本人の行動原理には言霊が生きている。

この国がいかに言霊に支配されてきたのかを例証しながら、それがいかに危険なことかを論じている。

祥伝社新書 798円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
官僚の掟<br>忖度エリートのカネと出世

不人気、不遇、不祥事で没落するエリートたちの悲哀。次々に発覚する官僚たちの過ち。採用応募者は年々減少し、東大生の官僚離れが顕著に。それでも官僚はおいしい仕事なのか?