スクリューフレーション・ショック 永濱利廣著

スクリューフレーション・ショック 永濱利廣著

豊かさを実感できない社会の到来は日本ばかりではない。米国では「スクリューフレーション」となって、発生しているという。スクリューフレーションとは、中間層の貧困化(Screw−ing)とインフレーション(Inflation)を組み合わせた造語で、米国のファンドマネジャーが命名したものだ。

世界経済のグローバル化・一体化、技術革新、非正規雇用の普及という三つの大潮流に、金融緩和、急成長新興国のインフレ、食料・エネルギー価格上昇が加わって、この脅威にさらされるというのだ。

では日本はどうか。失われた20年を経て中間層の貧困化は深化し、スクリューフレーションが起こりかねないどころか、すでにその門口に至っている可能性さえあるという診断だ。どのようなシナリオを描けば、この貧困化と、地方ほど打撃が大きい物価の二極化を食い止めることができるか。気鋭のエコノミストの一味違う日本経済論だ。

朝日新聞出版 1470円

  

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コロナ徹底検証<br>日本は第2波に耐えられるか

米国やブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、日本は感染者も死者も圧倒的に少ない。その理由はいったいどこにあるのでしょうか。政策面、医療面から「第1波」との戦いを検証。「第2波」への適切な備え方を考えます。