全米一!ロスを席巻する「絶品朝食」の破壊力 次に日本に上陸するのはどれ?
ロサンゼルスのレストランは、「目玉焼きとベーコンという単純な料理から脱している」と語るのは、ベニスビーチにあるGjelina(ジェリナ)とGjusta(ジャスタ)のシェフ、トラビス・レットだ。「それ以上のものでなければならない。高級で気取ったものにするのではなくね」
米国の朝食は平凡だと不満に思っている人は、南カリフォルニアに行けば考えが変わるはずだ。
もはや朝食の枠を超えている
Sqirlでは、シェフのジェシカ・コスローが腕を振るったソレルペストライスやチョウザメとロメスコソース、リンゴという意外な組み合わせのタルティーンを味わえる。人気シェフのルド・ルフェーブルがJon & Vinny’sのビニー・ドトロとジョン・ショックとタッグを組んだシルバーレイクのTrois Familiaでは、ブランチタイム限定メニューで紫ビーツを乗せたトスターダ、ハッシュポテトのチラキレス、チュロスと融合したレンチトーストもある。
まだまだある。Cofax(コファックス)のスモークポテトとチョリソのブレックファストブリトー、Post & Beam(ポスト&ビーム)の卵とショートリブの蒸し煮、Willie Jane(ウィリー・ジェーン)のブランチメニューには「根と花」入りの温かいキヌアボウルなどが並ぶ。
「街中のシェフがブランチを楽しんでいる。朝食の枠を完全に超えている」と、Willie JaneとPost & Beamのオーナー、ブラッド・ジョンソンは言う。
オリーブオイルを使った目玉焼きにケールのグリル、クリスピーポテトとサラミの一種「ンドゥイヤ」を提供するのはJon & Vinny’sだ。東西の文化が融合した雰囲気のGjustaでは焼きたてのパンとスモークフィッシュ、Républiqueではキムチチャーハンにアドーボーチャーハン、マッシュルームトースト。グランドセントラルマーケット内にあるEggslutでは卵の黄身がとろけたサンドイッチ、その目と鼻の先にあるKnead & Co(ニード&コー)では、リコッタチーズのラビオリとサンタモニカ産のハチミツがかかったポレンタポリッジを楽しめる。