国語教科書の中の「日本」 石原千秋著

拡大
縮小
国語教科書の中の「日本」 石原千秋著

国語教科書に収録されている昔話から評論、小説等といったさまざまな教材は互いに響き合ってあるコンテキストを生成し、それを共有してしまう問題があると著者は指摘する。そのコンテキストとはすなわち「古き良き日本」だ。

前著『国語教科書の思想』で「国語教育=道徳教育」と論じた著者が、その後改訂された小中学校の国語教科書約50冊をテキストとして詳細に分析し、表層的に隠されたメッセージを読み解く。

国語教科書こそが内面の共同体を創る装置だとあらためて確信したという著者が、国語教育で行われる「教育を受ける側には見えないイデオロギー教育」という問題を提起し、「国語教科書-国語教育-入試国語」の現状を考察する。

ちくま新書 798円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT