これで瞑想をしているのか? と思うかもしれないが“集中を戻す”というのが重要なポイント。心がコロコロと動くのはむしろ自然な行為で、心を意図的に”今“に戻すのがマインドフルネスのトレーニングである。これは幸せ力を上げる基礎になるので、ぜひ習慣化してほしい。ちなみに、花粉症などで鼻呼吸が辛い場合は口呼吸でもよいが、できれば鼻呼吸の方が長い時間、瞑想をするのにはおすすめ。
「やってみよう因子」を強化する方法
では、前野先生のワークを紹介しよう。前野式では、幸せになるための4つの因子があると説いている。
この4つをすべて網羅すると、たとえば以下のような流れになる。
「やりたいことがあってウキウキする」(やってみよう因子)→「協力してくれる人と一緒に取り組み、感謝する」(ありがとう因子)→「問題が起きたけど大丈夫!」(なんとかなる因子)→「反対する人もいるけどやりたいからやる!」(あなたらしく因子)
常に"幸せ因子"の意識を持ち、それに合わせて物事が流れていくようになると、幸福力が格段にアップする。
では、やってみよう因子のワークをご紹介。通常のワークショップでは、各因子を3時間から4時間かけてワークするが、今回のイベントではダイジェスト版で体験してもらった。
・「やってみよう!因子」トレーニング(特別版)
① カードに 1.今日から1週間以内に達成したい目標、2.近い将来の夢や目標、3.人生の壮大な夢や目標を書く。
②隣の席の人(できれば知らない人がよい)とシェア(音読)する。お互いにポジティブな気持ちで傾聴する。
➂お互いの夢や目標を聞いたあと、別のカードにその人の長所だと思う部分を書き、シェア(音読)する。箇条書きでも手紙形式でもよい。
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