「幸せトレーニング」を実践してわかったこと 工学博士とお坊さんの「特別コラボ」大公開

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そもそも、幸せというもの自体の定義があいまいであるのに、強化する方法があるというのは驚きであり、希望がある。ここから、具体的なワークの方法を紹介するので、このコラムを読んでいる人も、ぜひ一緒にやってみてほしい。

マインドフルネスで「心を今に寄せる」

まず、井上氏の提唱するハピネストレーニングより、「マインドフルネス」のワークをご紹介。これは宗教色を一切排除した瞑想でGoogleやインテルも採用したとして知名度が高まったが、もともとは医療領域で効果があると実証されたもの。マインドフルネスでうつ病や不安障害が改善すると報告されている。ビジネス領域では、集中力の向上、思いやり力の向上、レジリエンス(逆境力)の強化などの効果がある。

・姿勢を正す

① 椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばす。頭のてっぺんを天井に突き刺すように、おへそで地面を掴むようなイメージで上下をしっかり固定。

②上半身を前後にゆっくり揺らし、自然に止まる場所で止まる。次に左右に揺らし、自然に止まるところを探す。

・呼吸をする

➂鼻で呼吸をする。吸った時にお腹が膨らみ、吐くときにへこませる腹式呼吸で。

④意識を鼻に集中させる。

・心をここに寄せる

⑤しばらくすると雑念がわいてくるので、そのことに気づき、鼻に集中を戻す。

⑥何度も心が別の場所へ行くので、心を意図的に元に戻すように意識する。

これを3~5分、できる人は15分ほど続ける。心が別の場所へ行くとは、たとえばこんな風だ。

鼻に意識を集中→(明日プレゼンだな)→(そうだ、あの資料作成まだだった)→(あ、鈴木さんに電話するの忘れた!)→(いかん、鼻に集中を戻さなくては)→鼻呼吸に集中→(外で雨の音がするな)→(今日、傘もってないな)→(今週末のゴルフも雨かな)→(いかん、鼻に集中を戻さなくては)

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