短期語学留学、コスパをぐんと上げる具体策

今や"英語プラスアルファ"が圧倒的勝ち組に

いまどきの「身につく留学」とはどんなもの?(写真:Rawpixel / PIXTA)
ちょっと英語ができたって、もはや職場で大したアドバンテージにならない時代。そんな今「身になる留学」をするには、どんな心得が必要なのか……。
これまで留学カウンセラーとして数多くの学生・社会人の留学にかかわってきた著者が、最新の留学事情から「語学プラスアルファ」のトレンドを解説します。

 

「日本のワカモノがどんどん内向きになっている」なんて、悲観的なことが言われるようになって久しいですが、実は現状はそうとも言えません。

日本から海外への留学者数の推移を見てみますと、2004年をピークに下降傾向であったのが、2012年から増加に転じているのです(平成27年2月 文部科学省集計 日本人の海外留学状況)。2020年の東京オリンピック開催に向け、英語を話せるようにしておきたいという人も多いのでしょう。

短期留学、”語学だけ”の巻き返しで大丈夫?

社会のグローバル化が進む中で、もはや英語はコミュニケーションの基本ツールとなってきました。日本の会社に就職する場合でも、ユニクロや楽天、ホンダのように英語を公用語とするところが増えており、キャリアアップを図る上で避けては通れないものとなっています。

普段留学を希望されている大学生のカウンセリングをしていると、「私の英語力、このままではヤバイんです!」という声をよく聞きます。将来に対する強い危機感がひしひしと伝わってはくるのですが、こういった学生さんのほとんどが、夏休みの短期留学などで“語学だけ”なんとか巻き返そうとします。

ただ実際のビジネスの現場では、英語力だけがあってもまったく通用しない場面に多く遭遇します。私も以前外資系の会社に勤めていた際、英語は「話せて当たり前」でした。まして、英語の発音がいいとか悪いとかという要素は人事評価につながりません。それ以上に大切なのは、その人の「個性」、つまりその人にしかない「専門性」です。

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