子育ての悩みには「トヨタ流カイゼン」が効く

こうすれば子どもが自発的に動く!

改善をやる際に、最初から子どもがやるのは難しいので、最初は親がやってみせます。取り組むのは短い作業でOK。図の「7つのムダ」の視点で改善点を見つけ、時間が短くなるように改善してみましょう。

製造現場で生まれた概念ですが、家庭に応用するとこのようなイメージ

たとえば、翌日の保育園への支度 に、効率良く取り組みたいという場合。物を探すために部屋を何度も行き来したり(運搬のムダ)、違う物を持ってきて戻しに行ったり(不良・手直しのムダ)、よく使うものを取りづらい場所から取る(動作のムダ)などはよくある時間のロスで、改善できる点です。

これらには、一度の移動で極力2つ以上の用事を済ませる(運搬のムダの低減)、物の種類を明示する(不良・手直しのムダの低減)、物の置場は使用頻度で決める(動作のムダの低減)などの改善策が考えられます。

もともとかかっている時間にもよりますが、改善すれば5分程度の短縮効果は十分生まれるはず。その時間を利用して、子どもが「やりたいこと」をやらせてあげることで、改善の効果を実感してもらいます。これらの取組みを通じて、「改善したら、楽しいことがある!」と子どもが思えば成功です。

現状把握からスタート

Step② やらせてみる:達成したい目標を明確にする

さて、お子さんのやる気スイッチが入ったところで、親子一緒に実際のカイゼンに取り掛かりましょう。

カイゼンのスタートは、現状把握から。最初に、その作業にかかる標準時間(目安となる時間)を決めます。そうすることで、正常(時間内に終わっている)/異常(時間を超えている)を把握することができますし、より短い時間でできるように改善していきます。

次ページ具体的な改善対象を決める
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