男が円満離婚を切り出す真因は、ほぼ浮気だ 身勝手な「離婚の申し出」を受け入れるな

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山川様、何が何でも離婚に応じられない(今の段階では、当然の理由ですが)では、今の夫君には逆に効果がないように思います。数美さんの例にならい、「納得できれば、考えてみても良い」という条件を出されてはどうでしょうか。それで誠意のない返答しか戻って来ないなら、第三者を入れて話し合うか、家裁の調停を受けるべきです。

理由も告げず、突然に「円満離婚したい」など、笑止千万です。そんな不真面目な人と、一緒にいる必要はないと啖呵の一つも切りたくなりますが、短気は損気ですよ。子供さん方の人生までかかっているのですから、ここはあなたが賢明で慎重にならなければなりません。

結論を急いでも良いことはない

結論を急いで良いことは、あなたにとっては何一つありません。今は彼なしでは生きてはいけないと思っていても、彼の不誠実さに、あなたの方から愛想がつきるかもしれません。そして前述の数美さんの場合のように、あなたの方から願い下げになるかも知れませんし、自然に元の鞘に収まるケースも、珍しくはありません。

このような理由では納得できないと、とことん彼の過ちを指摘し、彼が目を覚ますよう説得できる役割を、果たせるようになるかもしれません。とことんあなたが「円満離婚」に納得できるまで説明責任を果たせと、彼に求めましょう。

「仕事に集中したいから離婚したい」など、誰が聞いても無責任すぎますし、到底納得していいものではありません。

ミセス・パンプキン 『最強の人生相談』『一流の育て方』著者

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立命館大学卒業。ビジネスパーソン向けの家庭問題・人間関係・人生相談の専門家として、東洋経済オンラインで2012年より執筆。最新刊は『最強の人生相談』(東洋経済新報社)。息子であり、『最強の働き方』(東洋経済新報社)の著者であるムーギー・キム氏との共著に、『一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』(ダイヤモンド社)がある。ミセス・パンプキンへの相談は、こちらのメール、あるいは相談受付サイトで受け付けています。なお相談件数多数につき、過去に類似する相談があった場合には取り扱いません。ぜひ、これまでの連載をご参照ください。男性からのご相談も歓迎しております!

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