東洋経済CSRデータの詳細分析で判明!「女性が活躍する企業」はここが違う《第3回》 女性従業員が活躍する企業と支援制度の関連性は低い?

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 図表2は、女性従業員の活躍と社内制度の相関関係を示したものである。相関関係とは、2つの変数(ここでは、女性従業員の活躍を表す指標と社内制度の有無)の関連性を表すものであり、この関連性は相関係数という数値で表現される。

図表2 女性従業員の活躍と社内制度との相関関係

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相関係数は-1から1までの値をとり、相関係数がマイナスの場合には、一方の変数の値が大きくなると他方の値が小さくなり、相関係数がプラスの場合には、一方の変数の値が大きくなると他方の値も大きくなることを意味する。相関係数が0の場合は、両者に関連性はないことを示している。

ただし、関連性があるかどうかは、より厳密には統計的な見地から判断する必要がある。そこで、厳密に関連性があると判断されるケースについては、相関係数の横にアスタリスクを付与した。

では、分析結果を見ていこう。まず、両立支援に関する制度については、フレックスタイム制度やワークシェアリング、半日単位の有給休暇制度と女性従業員の活躍にはマイナスの相関関係が見られる。また、これ以外の制度と女性従業員の活躍には、関連性は見られない。この結果は、女性従業員が活躍する企業ほど、両立支援施策の取り組みが遅れているか、少なくとも進んでいないことを示している。

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