就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【第5回】--多いほど良い? 業界・企業で給料はこんなに違う

就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【第5回】--多いほど良い? 業界・企業で給料はこんなに違う

第1回から第4回までの連載では、「何をしている会社か」「大きさはどれぐらいか」「儲かっているか」などといった視点で、会社の見方を解説してきました。これらは会社を外から客観的に見たときの視点です。

今回は、実際に会社で働いている人からの視点で、大事な話を取り上げましょう。少し生々しいかもしれませんが働いた結果にもらえるおカネ、つまりお給料の話です。

上場企業は平均給与を公開

「会社四季報」に掲載されている上場企業はほぼすべて、従業員の平均給与を記載しています。右下欄に四角で「年」と囲った横の数字がそれです。これはその会社に勤めている従業員(原則として正社員ベース)が1年間働いて得ている給与である「年収」の平均値で「平均年収」といいます。これは税込みの金額となっていて、実際に働くと社会保険料などを支払わないといけないので、いわゆる「手取り」金額はもっと小さくなります。

 

 

平均年収はその名のとおり平均ですから、その会社に勤めている人がすべて同じ金額をもらっているワケではありません。だいたいは若くて役職のない人ほど少なく、年齢を経て役職がついてくる(出世してくる)と上がってくる場合が多いです。ぴったりと符合はしませんが、同じ欄に記載されている「平均年齢」が参考になります。平均年齢であれば、だいたい平均年収を稼いでいると見当をつけることができると思います。 

次ページ平均給与は親会社の数字
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • フランスから日本を語る
  • iPhoneの裏技
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
ウエルシアがイオンと挑む「ドラッグストア飽和」打破の勝算
ウエルシアがイオンと挑む「ドラッグストア飽和」打破の勝算
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT