逆風下の中国で増勢、ブリヂストンの「武器」

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

同社では07年にリトレッド事業大手の米バンダグ社を買収、世界80カ所以上で同事業を展開する。新品タイヤより石油資源を約68%削減できるという環境メリットもあり、米欧ではトラックタイヤの各5割、3割を占めるほどに普及している。そして次の市場として、アジア、特に新興国に照準を合わせる。

中国政府も後押しへ

本来、ブリヂストン製タイヤでなくてもリトレッドは可能だが、ベースとなるタイヤに一定の耐久性が必要になる。そのため、中国では「新品タイヤ+リトレッド」をセットに売り込む。更新時のリトレッドを売り文句にすることで、新品タイヤのシェア拡大を図っている。

現在、ブリヂストンは中国に11カ所のリトレッド生産拠点を持つ。同社が採用するリトレッド方式は少量多品種の生産に適しており、拠点用地は約150坪、1・5億円程度で設備導入できる。「トラックタイヤ市場が成長する以上のスピードで、リトレッド拠点を整備する」(杉山鋼児・生産財タイヤ商品戦略本部長)。

顧客との関係作りが必要なリトレッドの販売のため、専売網の拡充も急ぐ。16年までに冒頭のような専売店を、11年比で2倍となる約1240店へ増やす。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事