出世に後れた女の悩み、「残るべきか転職か」 仕事のミスが続き等級が新人並みに

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なぜかというと、現在の異動後の人事の仕事でミスが続いたことにより給与レベルが下がったということから推察するに、少なくとも仕事の結果をキチンと迅速に人事評価(給与)に反映する会社のようです。さらに、現在の人事部門には社内公募に応募して異動したということですから、仕事ができないから異動させたとは考えられません。

書かれている限りでは、今までは少なくとも給与レベルが下がることはなかったのでしょうから、少なくとも過去にはそこまでマイナスには評価されていなかったのでしょう。また、社内公募で選ぶ際にも、当然、現在や今までの人事評価を勘案したうえで人選をしますので、そこからも少なくともマイナス評価ではないことがうかがえます。

2回の異動のうちの1回は自ら望んだ人事異動ですから、異動のある企業において11年のうちの回数と考えると決して多いわけではありません。

自分のよさを見失ってはならない

人というものは、一度何かに自信を失うと、そのほかのこと全部にまで自信を失いがちです。しかし、そういったときこそ、自分のよさを見失わないようにするのと、現在起きている事象のうち、本当に自分に起因することは何か、自分ひとりで解決できること、周りの力を借りるべきこと、などに分けて対応を練るべきなのです。

そのうえで申し上げますが、さちこさんとしては何か具体的にやりたい仕事のイメージをお持ちのようですが、そのやりたい仕事以外は力を抜いてよいというわけではありません。

ミスが続いてしまったことにより自信をなくしかけているということですが、まず小手先の改善策を考える前に、ご自身の業務に対するモチベーションを上げる必要があるように思えます。

「雑用が多いのでやる気をなくしている」ということですが、事実として雑用すらまともにこなせないようでは、まともな仕事は任せてもらえません。したがって、まずはそうした業務を「雑用」と自分の中で切り捨てずに、やることの意味や意義を考え、前向きな気持ちで仕事に取り組むようにしましょう。

現在の業務も、考えようによっては誰かがやらなければいけない業務ですし、誰かが助かっているわけです。そしてそのような一見、簡単に見える業務にこそ工夫や改善の余地もあるのではないでしょうか。

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