疑う力 ビジネスに生かす「IMV分析」 西成活裕著
社会が複雑化し、すぐにはわからないことが増え、どうしても他人の言い分を盲信しがちになっている。人には「疑う力」が必要であり、その際、まず「疑う」ことを二人の間の情報伝達に関する理論から考えるのが極めて有効だと著者は言う。
伝え手の真意をI(Intention=意図)、発せられたものをM(Message=伝達情報)、受け手の解釈をV(View=見解)とし、「疑う」とは「伝え手のメッセージを意図的に曲げて解釈する」ことであり、記号でいえば「M≠V」と定義して、その後、疑う内容の分析にはいる。
「渋滞学」「無駄学」のパイオニアの著者が、「疑う力」の習得法を伝授。自身で培ったそのロジックを公開する。
PHPビジネス新書 840円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事