「大学合格→ひとり暮らし準備」で直面する物価高、家賃も引っ越しも家電も高い。引っ越し見積もり40万!?「なんとか安く…」と試行錯誤
そこで、この制度を使って気に入った物件の仮予約をすることにした。ところが長女は、残念ながら年内入試では桜が咲かず、年明けの一般入試に挑むことになってしまった。
「担当者に断りの連絡を入れたら、『一般入試の後だと希望の物件は残っていない可能性がありますけどいいですか?』と聞かれました。でも、この大学に合格がもらえるかわからないし、いったんキャンセルすることにしました」(母親、以下の発言すべて)
その後、長女は一般入試に挑戦し2月に無事に合格をもらった。合格発表は周辺大学より早かったが、秋の受験時に狙っていた物件は言われていた通りすでに埋まっていた。
「早く物件を決めなくちゃ!と思いました」
引っ越しの見積もり額にびっくり
最終的に大学の最寄り駅から1駅離れた場所にある物件に落ち着いた。続いて取りかかったのが引っ越しの準備。自宅から持っていくことを考えたのは勉強机とベッドくらいだ。
「大きな家具2つだけと、衣類数箱ですから、さほど費用はかからないと思い、引っ越し業者に見積もりを頼みました」
試しに筆者がネットで単身パックなどの言葉を入れて検索すると、だいたい3万円~9万円ほどの金額が表示された。だが、実際に加藤さんが見積もりを取ったときの金額は桁違いに高く、約40万円という金額になった。
「業者は『繁忙期で~』ということでしたが、ほんとにビックリしちゃいました。引っ越し先で取りそろえないといけない家電なんかを考えると、優に50万円を超えちゃう感じです」
驚いたのは金額だけではない。繁忙期のため、搬入時間の指定もできず、最悪の場合だと夜中2時になることがあると聞かされたのだ。
「いくらなんでも、それはつらいと思いました」
そんなとき、思い出したのが大学生協が宣伝していた家電や家具のパック販売の情報だった。
「必要最低限のものはそろうようになっていて、早割みたいなので20万1000円くらいだったんです。業者を使って自宅から送るよりも、新品セットを買ったほうが安いなと思いました」


















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