現在、柳さんはさまざまなニラを試している。生で美味しいニラもあれば、火を入れたほうがいいニラもある。「百年本舗」では、九十九里産の浜ニラを使用している。
「ミネラルが豊富で、味が濃くて甘みもあって本当に美味しいんです。ニラをきちんと選ぶだけでちゃんと差別化になります」
そして、ニラソバの完成度を一段引き上げたのが、ニラペーストだ。通常は捨ててしまうニラの下の白い部分を何かに使えないかと思ったのが始まりで、白い部分をメインに、緑の部分も混ぜてタレと唐辛子でペーストにした。
「汁なしって、ニラが混ざりにくいんですが、ペーストがあると全体がまとまりやすいし、歯にくっつかないんです。しかも、このペーストがご飯との相性抜群なんです」
定着のカギは「進化できるかどうか」
さて、このニラソバ、これがブームで終わってしまうのか、定着していくのか。柳さんは「正直、まだわからない」と言う。
「昔のニラソバのままだったら、定着しないと思います。でも、進化し続けられるなら、まだまだ伸びる可能性はあるでしょう。ニラは季節によって値段の振れ幅が大きい野菜なので、無理しない価格帯をつけることも大事ですね」
偶然のバズと、必然の設計の勝利。令和のニラソバは次のフェーズに進もうとしている。
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