「中華料理店でも"ついで"的なメニュー」→「一大トレンドに!」 《令和のニラソバブーム》立役者が明かす勝利必然の設計

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「中華料理屋のニラソバって、どうしても“ついでメニュー”感があるじゃないですか。それを主役にしたかった。でも、作り込んでいくほどに、どうしても最後にニラが余るという課題が見えたんです。これだと食べ終わった時に、ちょっと締まりが悪いなと思ったんです」

ライスを無料セットにすることで、お客さんの満足度が一気に上昇した(写真:筆者撮影)

そこで出てきたのが、「ご飯」という選択肢だった。麺だけで終わらせず、米と合わせて完成するメニューにしようとしたのだ。ポイントは“無料セット”だった。

「ラーメンと別にライスを頼んでもらうのって、意外とハードルが高い。でも最初から付いていれば、自然に食べてもらえると思ってセットにしてしまうことにしました」

結果ははっきりしていた。お客さんの満足度が目に見えて上がったのだ。

インスタグラマーたちの投稿で人気が過熱

「三幸園」の「ニラそば」
神保町の老舗町中華「三幸園」の「ニラそば」も大人気メニューだ(写真:筆者撮影)

24年以降、ニラソバはSNSを中心に加速していく。インスタグラマーたちは、ほぼ同じ構図で撮影していった。

「“この撮り方が正解”みたいなのが、完全に出来上がっていましたね。インスタではバズったテッパンの撮り方をコピーするのが成功法則とされているらしいんです」

さらに、大食いユーチューバーがデカ盛りで挑戦する動画も増え、話題は裾野を広げていった。

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