衆議院選挙で「高市自民」が大勝しても市場は大荒れとなり、積極財政は「180度転換」を迫られることになる

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競馬である。

京都競馬場では8日、春の3歳クラシックを目指す馬が集まる「きさらぎ賞」が行われる。

最強クラスの馬が集まるわけではないが、ここを勝てばクラシック(皐月賞、日本ダービーあるいは牝馬限定クラシックである桜花賞、オークス)への出走がほぼ確実となる。

きさらぎ賞はエムズビギン、同日に走る姉も応援

1番人気は、24年のセリで最高価格、歴史的にも史上2番目の5億9000万円(税別)で落札された23年生まれのエムズビギンになりそうだ。馬体はセリに上場された1歳のときから抜群で、誰が見てもその年では最高の馬だった。ただし、それが即最強馬にならないのが面白いところで、デビュー戦には敗れ、2戦目で勝ち上がり、ここが3戦目。

私がこの馬に注目しているのは、彼が生まれる2年前からで、それは彼の姉、同じ母親(デルフィニアⅡ)の初仔が気に入っていたからだ。彼女は1口馬主クラブで募集がかかり、このクラブの会員でもある本連載の担当編集者F氏が「どの馬に出資しようか迷っている」、と、かんべえ(吉崎達彦・溜池通信代表)氏と私に相談があったからだ。

私は、血統、馬体から、この仔を一押しした。良血の割には高くはなかったし(このクラブとしては、牝馬で4000万円)、母親は素晴らしい良血、母の父は、今世紀最強、最高種牡馬、ガリレオ。父は、欧州最有力牧場クールモアファームで、最も高い種付け料を取る馬だった。

それにもかかわらず、割安だったのは、いわゆる持ち込み馬(母親が妊娠した状態で輸入された馬)で、初仔であること(馬体が小さく生まれてくる)からであろうか。しかし、私はとっても好きになってしまい、編集者の彼に猛烈プッシュしたが、彼は別の馬に出資した。

この馬は、ベストミーエヴァーと名付けられ、現在5歳で9戦2勝。ただし3着を外したことは一度もなく、底力はあるものの、日本で求められる器用さ、切れ味が足りない、というタイプだ。実はこの馬が、エムズビギンのきさらぎ賞と同じ日に東京競馬場で走る。

ということでこの姉弟、2頭を応援したい。ただ、きさらぎ賞は、こういう馬は人気先行なので、馬券的には、前走大敗のショウナンガルフ、前走惜敗のゾロアストロを狙ってみたい。

※ 次回の筆者はかんべえ(吉崎達彦)さんで、掲載は2月14日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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