福岡「冷泉荘」廃墟寸前の築67年賃貸が満室の理由 国の登録有形文化財にも

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冷泉荘事務局
築67年のレトロビル「冷泉荘」は、リノベーションによってビンテージビルとしての価値を高め続けている(写真撮影/中川千代美)
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福岡県福岡市の中心・天神では「天神ビッグバン」と称される大規模再開発が進み、都市の景観は日々アップデートされている。その一方で、天神に程近い中洲川端の商店街近くに佇む築67年のレトロビル「冷泉荘」は、昭和の息づかいを静かに残す存在だ。

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

かつて荒廃した集合住宅だった建物は、リノベーションを経て国の登録有形文化財に登録され、いまでは街の象徴に。変わりゆく街で、なぜ冷泉荘だけは残されたのか。受け継ぐ人たちの思いに耳を傾けた。

昭和のレトロビルが、国登録有形文化財に登録

福岡市博多区川端の商店街は、昔ながらの商店が並び、古き良き商人の街の景色を色濃く残す街。夏に訪問すれば博多祇園山笠でにぎわい、商店街にも山笠がお目見え。はっぴ姿の人々が行き交うなど、街全体が粋な雰囲気に包まれる。一方で「博多リバレイン」などの現代的ビルも建ち並び、昔と今の活気が程よく調和した街だ。

商店街
夏には商店街に飾り山笠が公開される(写真撮影/中川千代美)
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