Think Simple ケン・シーガル著/林信行監修/高橋則明訳

Think Simple ケン・シーガル著/林信行監修/高橋則明訳

米アップル社の成功の原動力は「熱狂的なまでのシンプルさへの執着」であると著者は言う。

そのシンプルという哲学をビジネスにどう生かすのかを「10の法則」にまとめたのが本書だ。その法則を意訳しつつ羅列すれば、「容赦なく伝える」「少人数で取り組む」「ミニマルに徹する」「動かし続ける」「イメージを利用する」「フレーズを決める」「カジュアルに話しあう」「人間を中心にする」「不可能を疑う」、そして「戦いを挑む」となる。

著者は、アップルの伝説のマーケティングキャンペーンThink Different(物事をまるで違った目で見る)の制作に参加し、iMacの命名をするなど、同社復活に重要な役割を果たした。それだけ、イノベーションの生み出し方、アイデアを実現させる方法、意思決定の仕方、社内コミュニケーションの取り方……など、ビジネスをクリエーティブに成功させるヒントに、本書は満ちている。

NHK出版 1680円

  

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銀行 地殻変動<br>先で待つ「不良債権地獄」の恐怖

コロナ危機を受け、銀行は政府の支援の下、積極的に「傘」を差し出し、融資をしています。しかし融資先には「危ない企業」も含まれ、下手をすれば不良債権によって屋台骨を揺るがしかねません。自ら大きく変わり始めた銀行の近未来を占います。