中受に挑む子を伸ばす「ライザップ流」声かけの極意 《中学受験》で子どもを壊さないために親がすべきこと

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娘を褒める母親
子どもの成長に重要な「プラスのセルフイメージ」を育てるのは、どんな言葉でしょうか?(写真:kapinon/PIXTA)
首都圏の中学受験がピークを迎える2月。この時期、新6年生(現5年生)の保護者の多くは、1年後の景色がぐっと解像度を上げて迫ってくるのを感じていることでしょう。そんな中、「勉強をがんばっているのに成績が伸びない」「どうしてイライラしてしまうのだろう」と、壁にぶつかっている人もいるのではないでしょうか。
同時に、低〜中学年の保護者にとっても、準備開始への期待と「そろそろ考えなきゃ。でも、何から始めれば?」「うちの子のメンタルが持つか心配」と、一歩踏み出すことに躊躇する人や、さまざまな気持ちが入り交じり足踏みをしている人もいるのではないでしょうか。
本稿では、『合格へ導く「5つの約束」』より一部抜粋し再構成のうえ、勉強法よりも大切な、子どものメンタルを育みながら合格を目指す方法を解説します。

注意を減らせば、子どもの思考力が働きやすくなる

「できるようになってほしいから」「言わなきゃできないから」と思って、毎日たくさんの注意をしていませんか?

子どもを見ていると、あれこれ言ってしまいたくなる気持ちはもちろんわかります。

「荷物が出しっぱなしだよ」「5時から勉強だから、忘れないでね」「ノートは丁寧に書こうね」「鉛筆は削った?」「水筒を出しておいてね」といった注意の数々。どの家庭でも、こうした声かけが当たり前のように飛び交っているのではないでしょうか。

勉強に関わるものも、そうではないものも含めて、1日あたり数十個もの注意をしているご家庭も少なくないことと思います。

大人に注意をされたとき、子どもの心の中には「怖い」「悲しい」「つらい」「腹が立つ」といった負の感情が生まれます。

その注意が、子どもの心に刺さるものであればあるほど、そしてその数が多ければ多いほど、心の中にはネガティブな思いが広がっていきます。そうなってしまうと、脳の働きにも影響が出ます。脳の扁桃体は、危険やストレスを感じると「身を守らなければ」と防御反応を起こし、考える力を一時的に止めるといわれています。その状態で「集中しなさい」と言われて、頭が働かないのは仕方のないこと。だからこそ、特に勉強前には注意を控えることが大切です。

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