「親の言うこと聞く子」ほど抱えがちな意外な弱さ 日々の育児では「何を」「どう」問いかけるべきか

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子どもにとって必要なのは「自信」と「自分で考える力」だという(写真:mits/PIXTA)
「将来どんな仕事をするのか」「誰とどんな人間関係を築くのか」「人生の楽しみをどのように作っていくか」。人生の大切なことには「正解」はなく、子どもが自分自身で考え、決断をしていくしかありません。その際に必要となる、「自信」と「自分で考える力」を身につけさせるために有効なのが「質問」です。
ここでは、質問家として数々の企業のコンサルティングや小中高校での課外授業を請け負う、河田真誠氏の著書『君を一生ささえる「自信」をつくる本』より、子どもの「自信」と「自分で考える力」を育てていくうえで心がけたいことをお伝えします。

必要なのは「自信」と「自分で考える力」

私たちの人生は、選択と決断でできています。

「何を食べるか」「どんな洋服を着るか」「休みの日に何をして過ごすか」という生活の中での些細な選択から、「何を学ぶか」「どこで働くか」「誰と生きていくか」などといった、人生を左右する大きな決断まで、すべては何をどのように選ぶかで変わっていきます。

子どもの頃は、親や先生が決断の手助けをしてくれますが、大人になると、そんな手厚いサポートはありません。自分で考えて決断し、行動していくしかないのです。

その時に必要なのは、「自信」と「自分で考える力」です。

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