中受に挑む子を伸ばす「ライザップ流」声かけの極意 《中学受験》で子どもを壊さないために親がすべきこと

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「ほめすぎると甘えてしまうかも」「ちゃんと叱らないとダメだよね」。そんなふうに考えて、あえて子どもにネガティブな言葉をかける役割を引き受ける方がいます。でも実際には、親が思っているよりもずっと、子どもはほめられることが少ない環境にいます。

年を重ねるほどに、ほめられる機会はどんどん減っていきます。中学受験の勉強をはじめる3〜4年生の頃には、学校でも塾でもほめられる場面はそれほどありません。だからこそ親は、積極的に子どもをほめてあげましょう。外でほめてもらえない分、親がカバーしてあげてほしいのです。

ライザップのように「細やかにほめる」

多くの子どもにとって、勉強は決して楽しいものではありません。それでも子どもは毎日、貴重な時間や労力を使ってがんばっています。それだけがんばっているにもかかわらず、ほめてもらえない。注意をされたり叱られたりすることはあっても、ほめられてうれしい気持ちになることはめったにない。そんな状況でがんばり続けるのは、大人でも難しいのではないでしょうか。

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パーソナルトレーニングで有名なライザップは、ほめることによる効果をとてもうまく使っています。ちょっとした努力も見逃すことなく、「よくがんばりましたね!」「素晴らしいです!」と細やかにほめる。そうすると、「できた」「認められた」という実感が積み重なって、「もっとがんばろう」と思えるようになるのです。

それはきっと、大人も子どもも同じ。ほめられるからこそ前に進めるのですよね。ぜひ、子どもが何かをがんばっていたら、どんな小さなことでもいいのでほめてあげてください。

勉強に関係がなくてもかまいません。「字が丁寧で読みやすいね」「弟に優しくしてくれたね」など、何でもいいと思います。そうすることで子どもの心には、自分に対するプラスのセルフイメージができ上がっていきます。そうして自分を信じられるようになった子どもは、自分の意志で勉強をがんばれるようになっていくのです。

■ポイント
・大人が思っているよりもずっと、子どもはほめられる機会が少ない
・勉強に関係ないことでも何でもいいので、何かをがんばっていたら見逃さずにほめる
・ほめられ続けることで、プラスのセルフイメージができ上がる
井上 晴美 中学受験ママ力開花アカデミー主宰

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いのうえ はるみ / Harumi Inoue

3人娘の母。自然育児から一転、長女が小学5年生の秋に中学受験の世界へ。3カ月で偏差値20アップを達成するも、 管理型学習で娘の笑顔が消えたことから、個性と才能を認め育てるサポートへ180度転換。その結果、自立心・学習意欲・自走力が飛躍的に向上し、長女は桜蔭合格、次女も4つの習い事を続けながら桜蔭合格を果たす。大学でも長女は首席留学2回、次女は医学部首席4回と、中学受験で培った力が人生の宝に。2018年、中学受験ママ力開花アカデミー開講。以後7年間で偏差値10以上アップ82名、20以上アップ26名を輩出。御三家合格者を含む第1志望校合格率は86%。ママのサポート改革で、中学受験を親子の笑顔あふれる成長機会に変える支援を続けている。

著書に、『子どもの個性に合わせた声がけで偏差値10アップ! 中学受験を成功させるママのサポート50のポイント』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

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