「半熟vs.よく焼き論争」「ツナマヨが人気、タコのウニソースなど味多数」…。スペインの《ふわトロ国民食》、食べてわかった"変幻自在の凄さ"

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サンタンデールのビーチ
スペイン北部カンタブリア州の港町サンタンデール。夏はリゾート地として盛り上がりをみせる(写真:masa_tokyo / PIXTA)
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小腹が空いたら食べる。遠足にも持っていく。冷めても美味しい。気軽に買えて、具材は人それぞれお好みでーー。

さて、何の話かおわかりだろうか。おにぎり? いや、違う。

正解は、スペイン風オムレツこと「トルティージャ・デ・パタタ(以下、トルティージャ)」だ。卵、じゃがいも、オリーブオイル、塩。至ってシンプルな材料で作られるスペインの国民食である。

スペインに住んで12年の私は、あるときからこのトルティージャが日本人にとっての「おにぎり」のような存在なのだと感じるようになった。今回はそんなスペインの「絶品ふわトロ国民食」を、写真盛りだくさんでご紹介する。

ふわトロのトルティージャに夢中になる

「トルティージャ」や「スペイン風オムレツ」と検索すると、パプリカやほうれん草などが混ぜ込まれた分厚いオムレツが出てくる。カラフルなこのスタイルのトルティージャは、「トルティージャ・パイサナ(田舎風トルティージャ)」と呼ばれ、スペインの中でも主にバスク地方で食べられているものだ。

スペインは地方によって食文化が大きく異なる。トルティージャも他の地域に行くと、似て非なるものとなる。では、海沿いの街ではどうだろう? 私の住む北部カンタブリア州サンタンデールには、意外なトルティージャがあった。

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