「半熟vs.よく焼き論争」「ツナマヨが人気、タコのウニソースなど味多数」…。スペインの《ふわトロ国民食》、食べてわかった"変幻自在の凄さ"
ここからは、最近食べたトルティージャの変わり種を紹介しよう。
私が高確率で頼むのは、アリオリと生ハムフレーク。ニンニクの香りとハムの塩気が食欲をそそる。
ブルーチーズと玉ねぎキャラメリゼは、ワインに合いそうな大人の味。クセの強いブルーチーズに、甘く煮詰めた玉ねぎがよく合う。
ボロネーゼは、イタリアンとスペイン料理の融合だ。トマトの酸味と挽き肉の旨味が、トルティージャの優しい味わいに深みを加える。カルボナーラは、クリーミーなソースが卵と絶妙にマッチする。
そして極め付きは、タコのウニソース乗せだ。これは別の店で食べたものだが、港町ならではの贅沢な一品。濃厚なウニの風味が卵の甘みと溶け合う。
好きな具材を乗せれば、自分だけのトルティージャができあがる。具材次第で化ける“変幻自在さ”は、おにぎりに通じるところがあるだろう。
旅のお供は「ボカディージョ」
共通点は他にもある。
昔むかしあるところに……と始まるような絵本にはよく、道中の空腹を満たす竹皮包みのおむすびが出てくる。昔から日本人にとって旅のおともの代名詞がおにぎりだったように、スペイン人にも旅の定番がある。


















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