「半熟vs.よく焼き論争」「ツナマヨが人気、タコのウニソースなど味多数」…。スペインの《ふわトロ国民食》、食べてわかった"変幻自在の凄さ"
アンチョビや海の幸が有名なカンタブリア州。その州都サンタンデールで人気なのは、ツナマヨが乗ったトルティージャだ。
オムレツの上にツナマヨが乗り、さらに薄い卵焼きをお布団のようにかぶせてあるのがカンタブリア流。スペイン全土で食べられているものだと思っていたが、実はこのスタイル、この地域ならではのものらしい。
一口食べると、マヨネーズのコクとツナの旨味が卵に絡む。日本人にはなじみ深い、あの味だ。おにぎりの具として不動の人気を誇るツナマヨが、カンタブリア州でも圧倒的な人気を誇っている。
定番のツナマヨ以外に、どのような種類があるのか。トルティージャ専門店に向かった。
ある昼下がり、地元の有名店を訪問
スペインのランチタイムは、午後2時からが本番だ。混雑を避けたくて、午後1時半に到着するように出かけた。
ビーチから歩いて10分ほどの住宅街に、落ち着いた赤いテントが目印のトルティージャ専門店「カフェテリア・マニラ」がある。
過去にトルティージャの大会で受賞歴のある有名店で、値段もかなりお手頃なことから、地元民からの人気が根強い。私もよく通っている。
午後1時35分、店に着いた私を迎えたのは、先客1人だけの静かな店内だった。ショーケースには、黄金色に焼き上がったトルティージャがずらりと並んでいる。
「どれが一番人気ですか?」と店員さんに聞くと、「難しい質問するね」と5秒ほど考えてからこう答えた。


















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