コスパ・タイパは育児に不要な"セコい価値観" 。子どもにはかすり傷を作る機会を与え、転ぶ練習をさせよう

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子育てでも「コスパ」「タイパ」を重視していませんか?(写真はいずれも本人提供)
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「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。
近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。今回は「かおりメソッド」や「天才ノート」など、子どもを勉強好きに育てるユニークな方法を提案する教育コンサルタントの岩田かおりさんを招いてお話を聞いた。第2回では、岩田さん自身の子育てや、「戦略的ほったらかし」教育を受けた3人の子どもたちについても掘り下げる。

長男が自らアメリカ進学を決めた理由

窪田:岩田さんのご長男はアメリカの大学に進学されています。自らそうした道を選び、切り拓くことができたのはなぜだと思いますか?

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岩田:きっかけは、大学生になった自分をイメージしたとき、心が躍るか否かということだったようです。長男が通っていたのは国立の高校で、東大進学や医師を目指す人も多い環境でした。

そうした影響もあってか、高校2年生の冬になると彼は「東大に行こうかな」と言い出しました。学力が伴っているかどうかはこの時点では別にして、ですね(笑)。

友人のコミュニティで人気のある塾を紹介してもらったそうで、「スポンサーを連れてこいと言われた」と言うので、私と夫とでその塾にも足を運びました。

やるのはもちろん本人ですから、こちらとしては応援するだけ。それでも一応、塾のカリキュラムなどを聞いてきたのですが――。

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