ミカンが尋ねると、「そうだよ。なんか、いい人そうだったし」とこともなげに答えるゼンさん。
Sさんは50代。大手生命保険会社に勤め、今日は何の予定も決めずにふらりと佐木島に立ち寄ったそうです。いきなり見知らぬ男性(ゼンさん)から声を掛けられて戸惑ったけど、翌日は休みだし、面白そうだからついてきたということでした。
不思議なメンバーで、宴会が始まりました。私以外は全員ビール、私はゼンさんオリジナルのフルーツ果汁たっぷりカクテルで乾杯しました。
まずは分厚い神戸牛ステーキ
「せっかくだから、まずはこれを焼こう」
と、ゼンさんは友人Mの手土産、神戸牛ステーキを分厚い鉄板に乗せました。見るからにおいしそう!
「この鉄板で焼いたら、ますますおいしいでしょうね」
「焼き方もね、俺はプロだから」
私の言葉に、ゼンさんが火加減を見ながら答えました。そしてレアで焼き上がった肉を1切れずつ丁寧に切って、皆の皿に乗せていきました。まずは塩だけでいただきます。


















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