たき火に手作りフルーツカクテル、海鮮野菜鍋…初めて会った仲間と和気あいあい。50代女子が経験した忘れられない"佐木島ナイト"

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ゼンさんは60代後半。数年前に佐木島に移住して「でめきん」という広島風お好み焼き屋さんを営んでいる男性です。ミカンとは店主と客として知り合った初日に夜中まで2人で飲み明かしたそうで、「話しやすくてめちゃくちゃいい人よ」ということでした。

ゼンさんの住宅兼店舗は、道路を挟んですぐ目の前に海がある古民家です。日が傾きかけた頃にミカン、私、友人Mの3人で伺うと、ゼンさんは庭にあるドラム缶で盛大にたき火をしていました。

「こんにちは。今日はよろしくお願いします」

「ああ、いらっしゃい。こちらにどうぞ」

穏やかそうな笑顔で出迎えてくれたゼンさん。私たちをたき火の前の大きなテーブルに案内してくれました。屋根はあるので雨露はしのげるけど、壁はないので吹きっさらしです。

でも、たき火のおかげでまったく寒くはありませんでした。

ドラム缶でたき火(写真:筆者提供)

「ナンパされた」男性が合流

「今日はにぎやかになるね。あ、この人はSさん。さっき港で島の案内板を見ていたから、声を掛けてみたんだ」

奥の席に座っていた私たちと同世代くらいの男性が、「よろしくお願いします」と私たちに頭を下げてこられたので、私たちも「こんにちは」「よろしくお願いします」とあいさつしました。

「ゼンさん、知らん人をナンパしてきたん?」

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