「実は小田急で首位」本厚木駅長が語る駅の一面 "乗換駅以外"では私鉄トップクラスの乗降数
厚木は古くから相模川でのアユ釣りが盛んで、8月上旬に本厚木駅周辺で開催する市最大の祭りの名称も「あつぎ鮎まつり」。祭り初日の大花火大会には毎年50万人以上の見物客が訪れるという。
相模川と中津川、小鮎川が合流する「相模川三川合流点」は桜の名所でもある。グルメではとくに豚ホルモンが代表的。本厚木駅の東口改札前には頭にアユを乗せた厚木市マスコットキャラクターの「あゆコロちゃん」の像が建っている。
樋口駅長は「駅長は地域と小田急をくっつける接着剤のような仕事。互いにウィンウィンで発展できるといいなと思う」と話す。
駅前に再開発の動き
各駅停車の大半が折り返す代わりに、快速急行・急行はこの先の開成駅まで8駅全駅に停車する。東京の郊外路線から、箱根を目指す路線としての色彩が濃くなる区間だ。
大山街道の宿場町、舟運の中継地として栄えた厚木の中心地は相模川近くにあった。現在は本厚木駅を拠点に市街地が広がる。海老名は商業施設が充実しているが駅から歩く距離が長い。かといって町田まで行くのは少し遠い――。そのように感じる県央・県西部の小田急ユーザーにとって、本厚木は普段使いにちょうどいい駅なのかもしれない。
神奈川中央交通のバスが乗り入れる「厚木バスセンター」の隣接地では市庁舎や図書館などが入る複合施設が2027年度中の供用開始を目指して建設中。北口には再開発に向けた動きがあり、ずっと変わらないように思える駅前も大変貌する可能性がある。
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