相鉄「実は重要拠点」星川駅の知られざる裏側 「相直列車」通らないが全線の運行に欠かせない

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
相鉄 星川駅 ホーム
相鉄本線の星川駅のホーム。乗務員が交代する場面をよく目にする(記者撮影)

横浜と海老名を結ぶ相鉄本線は、途中の西谷で新横浜線、二俣川でいずみ野線を分ける。西谷以西は新横浜線経由でJRや東急電鉄・東京メトロ・東武鉄道・都営地下鉄などと相互直通運転する電車が走り、さまざまな行き先を見ることができる。

一方、横浜―西谷間にある星川で見かける行き先は、上りは横浜、下りは本線の海老名やいずみ野線の湘南台など相鉄線内のみでシンプル。特急は停まらず、各停のほかは快速が停車する。

巨大駅星川の裏側

横浜市保土ケ谷区にある相鉄本線の星川駅とその周辺はこの数年で大きく姿を変えた。

【写真】昭和初期から現在までの星川駅の変遷。高架化によって、まるで新幹線駅のような外観に大変貌した相鉄本線の星川駅。その"裏側”には一体何があるのか?

横浜市が事業主体となって2002年度から20年にわたって実施してきた連続立体交差事業により2017年3月に下り線、2018年11月に上り線が高架化。同駅の周辺にあった踏切9カ所がなくなった。

事業は2022年3月末に完了。翌日から新たに整備された南口の駅前広場にバスの乗り入れが始まった。その駅前広場から見ると、3階部分に2面4線のホームを有する駅舎の巨大さが際立っている。2階の連絡通路や改札内もゆとりあるスペースが広がっている。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事