相鉄「実は重要拠点」星川駅の知られざる裏側 「相直列車」通らないが全線の運行に欠かせない
駅の事務室などバックヤードも広い。星川駅の林直樹駅長は「星川駅は広くていいなあ、とほかの駅に勤める同僚にはよく言われます」と笑う。普段、同駅には駅長のほか、6人が勤務する。そのバックヤード一角に星川駅にしかない施設がある。
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連続立体交差事業により高架化された星川駅(記者撮影)
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星川駅の事務室(記者撮影)
問い合わせは星川駅で対応
「遠隔操作室」と書かれた扉の向こうには何台もの大型モニターを備えたブースが並んでいる。正式名称は「お客さまご案内センター」。モニターは自動券売機の周辺の様子など各駅に設置されたカメラからの映像を映している。
相鉄全線のうち、駅員の少ない約20駅の出入り口では利用客からの問い合わせは窓口でなく、インターホンで対応する。そのインターホンがつながる先が星川駅というわけだ。
券売機の画面を座席のモニターに映し出して利用客の代わりに遠隔操作することもできる。相互直通運転先が多岐にわたるため、対応する駅員の手元には首都圏の路線図が欠かせないという。
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星川駅のバックヤードにある「お客さまご案内センター」。各駅の利用者からの問い合わせに対応する(記者撮影)
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