寂しい思いをさせた娘が教えてくれた…元・自衛隊女性幹部が語る【人生には基地が必要】という実感
エネルギーを充填するはずの場所が、逆にあなたを消耗させてしまいます。一方で、基地が整っていれば、どんな環境にも適応して、挑戦する力が自然と湧いてきます。
米軍基地に学ぶ「拠点整備」の思想
「サービス(Service)」という言葉には、「奉仕する(Serve)」という意味があります。軍人を「service member(奉仕の人)」と呼ぶのは、国家や仲間のために自らを差し出す使命感を体現しているからです。
その重責を支えるために、米軍では兵士の生活と家族の安心を守る仕組みが徹底されています。
・基地内には、保育施設、学校、病院、食料品店や郵便局など、日常を完結できる生活インフラが整備されている
・一時保育やカウンセリング、家族向けのプログラムなど、家族を支える支援体制も充実している
こうした「暮らしの支援」は、単なる福利厚生ではありません。兵士が心おきなく任務に集中するための「作戦環境」そのものなのです。「安心して帰れる拠点があるからこそ、全力で前に出られる」。それが米軍の根本思想です。
この考え方は、私たちの人生にもそのまま通じます。「帰れる場所」「心がほどける場所」「支え合える仲間」。挑戦を続けるためには、こうした「安心して立ち戻れる拠点」を日常から整えておく必要があります。
基地は、ただ「あるだけ」では機能しません。日々整え、点検し、柔軟に運用してこそ、生きた拠点になります。私が自衛隊の勤務、育児や介護を通してたどりついた基本は、次の5つです。
①予定を共有する仕組みを持つ
見えない予定は、トラブルの温床です。家族やチームのメンバーと、予定を「見える化」します。カレンダーや共有アプリで行事・出張・納期を一覧化すれば、「誰かが困る前に」気づける仕組みが生まれます。
②緊急時の連絡・行動計画を備える
有事に、人は考えるより先に動きます。だからこそ、平時の備えが命綱になります。


















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