「冷や飯」や「粥」に替えるだけ。胃を整え増えた体重を戻す注目の「米」の食べ方を薬剤師が解説。新米より古米・むくみ対策なら"小豆粥"を

✎ 1〜 ✎ 36 ✎ 37 ✎ 38 ✎ 39
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

大事なのは、面倒にならずに作り続けられるかどうか、です。凝って作るのもいいですが、手間をかけずにお粥を作る方法で、お粥生活を楽しんでいただけたらと思います。

また、夜、残った少量のご飯をスープジャーに入れ熱湯を注いでおけば、翌朝、お粥としてすぐに食べることができます。朝この方法で準備しておけば、お弁当にも持っていけます。

「あずき粥」でむくみ解消

お粥といえば、お粥の伝統行事の代表格である七草粥。年末年始に疲れた胃腸を労わることも兼ねた、無病息災を願う風習です。

もちろん、現代は、昔とは比較にならないほどのカロリーのごちそうと連日の過食で、七草粥を1回食べたくらいでは、胃腸の調子を取り戻すことはできません。それでも、伝統料理として時節を味わうという意味では、いい風習だと思います。

実は、七草粥ほど有名ではありませんが、日本には小正月の日である1月15日に小豆粥(あずきがゆ)を食べる習わしがあります。米と小豆を柔らかく炊いた料理で、むくみがあって体が重いと感じている方は、この小豆粥がお勧めです。

地方により食べ方に違いはあるようですが、1年間の無病息災を願うという意味が込められている点では、七草粥と共通しています。

小豆粥(写真:Mayu78/PIXTA)

「腎」にいい小豆はむくみを取る薬効があり、赤小豆(せきしょうず)という生薬として、漢方薬にも使われています。

漢方でいう腎とは、腎臓だけでなく生命力をつかさどり、骨、髪、耳、歯の健康にも深い関わりを持っています。腎が衰えると水分代謝が悪くなり、むくみが出やすくなります。

次ページ簡単にできる小豆粥の作り方
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事