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「設計者は28人、前代未聞の団地」「中はどうなってるの?」 長野・元五輪選手村を転用《あまりに奇抜な団地「今井ニュータウン」》の"すごい室内"

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14階建てのF-1工区の建設に関わった、建設部技幹の武井晋市さんは、オリンピック時は駐車場係として連日外に立っていたという。

「朝6時から午後3時まで、バスや車の誘導を行っていました。トラックが日中にたくさん入り、駐車場係は荷物も運んでいました。閉会式の日は、バスの台数も多く、暗い中ですごい騒ぎでしたね」(武井さん)

選手団の退村時は、施設の損傷や備品の紛失がないか、立ち会いのもと点検が行われた。後利用のある施設は、大切に運営されていたのだ。

公式報告書によると、選手村の評価はとても高かったようだ。住宅課主幹の竹内健一さんも「建物に不備がなく、備品などリクエストすれば応えてくれるなど、手厚さに喜ぶ人が多かったと聞いています」と当時を振り返った。

コの字で中庭を囲むG工区(写真:筆者撮影)

路地や広場が点在する「迷路のようなまち」

住戸を出て、さらに内部を見学した。

北棟の一番上の4階にあがる。そこには1本のゆるやかな道があり、「ルーフストリート」という名があるようだ。両脇に住戸が配置され、軒続きの家もあれば、四方が外壁の1軒家のような住戸もある。見上げると一部に屋根がかかり、日陰ができて歩きやすい。

ズレているようにも見える軽やかな屋根。細部まで見応えがある(写真:筆者撮影)

道端の小さな溜まり空間には花壇がある。住人が自由に園芸を楽しめるように設計されたもので、管理は住人に任されている。世話をしたり植物を愛でたり、生活に張り合いがでるだろう。

屋上広場の花壇(写真:筆者撮影)

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【長野ならではの「ウィンターガーデン」という空間】

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